*第六の栄養素“食物繊維”とは?
食物繊維とは、食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない栄養素です。
便通を整えるだけでなく、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあるため、肥満や糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できます。
*水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違い
食物繊維は水溶性と不溶性の2種類あります。
水溶性食物繊維とは、水に溶けやすい食物繊維で、水に溶けるとゼリー状になります。ゼリー状になった食物繊維は、緩やかに胃腸内を移動するため、食欲を抑えるだけでなく、食後の血糖値の上昇など、生活習慣病の予防・改善にも効果があります。
不溶性食物繊維とは、水に溶けないのが特徴で、水分を吸収することで膨らみ、便のかさ(体積)を増やして、腸の蠕動運動を促進する効果があります。また、よく噛むことが必要な食材が多いので、食べすぎ防止にも繋がります。
*多く含まれる食材
【水溶性食物繊維】
ねばねば・トロトロ・つるつる としたものが多いです。
具体的に、わかめ・昆布などの海藻類,モロヘイヤやオクラなどの野菜,
こんにゃく・里芋・長芋などの芋類です。他にも、果物はいちごやみかん,アボカドもあります。
【不溶性食物繊維】
“繊維”の一般的なイメージの通り、スジのあるものが多いです。
具体的に、ごぼう・れんこん・たけのこなどの野菜,えのき,しいたけなど
のきのこ類,大豆・アーモンドなどの豆類があります。
*1日の目安量
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、
一日あたりの目標量(生活習慣病の発症予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量)は、男性(30~49歳) 22g以上,女性(18~64歳) 18g以上となっています。
目安ですが、食物繊維 20gとは、納豆 約6パック,ごぼう 約2本,キャベツ 約1玉 に
相当します。忙しい毎日ですが、少し意識しながら食事を摂るだけで、体調や体質など変わって
きます。ぜひ、参考にしてみてください!