さつま芋はあまり低い温度だと腐りやすくなります。
13~15℃の湿気の少ない場所がさつま芋の保管に適しています。
1本ずつ新聞紙でくるみ、風通しの良いところで保管すると長持ちします。
さつま芋の栄養価
さつま芋は大小ありますが、
一般的な焼き芋が1本約250gです。
焼き芋1本に含まれる代表的な栄養素の量と
その特性について以下に示します。
カッコ内は50歳台の方が1日に必要とされる量に対する割合ですのでご参考ください。
壊れにくいビタミンC:72mg(72%)
ビタミンCには体の免疫力を上げる、コラーゲンを作るのに役立つ、肌の色素沈着を防ぐ
といった作用があります。
多くのビタミンCは熱に弱いのですが、さつま芋のビタミンCは熱に強いのが特徴です。
疲労回復に、ビタミンB群
ビタミンB1:0.28mg(22~25%)ビタミンB2:0.08mg(5~7%)ビタミンB6:0.8mg(57~72%)
体内でのエネルギー代謝を円滑にさせますので、疲労回復に効果的です。
カリウム:1175mg(47~59%)
血圧を下げる、むくみ取り除くといった役割をします。
食物繊維:5.8g(34~31%)
腹もちを良くさせる、食後血糖値の上昇を穏やかにする、便秘解消などの役割があります。
しかし、さつまいもの食物繊維は腸内でガスを発生させやすく、人によっては便秘解消に効果がない場合もあります。
おなかが張りやすい方は食べ過ぎに気をつけましょう。
豊富なエネルギー量:330kcal
330kcalというのは白ご飯お茶碗にたっぷり1杯(約200g)に相当します。
焼き芋を食べるときは半分にしておく、焼き芋半分食べたらご飯を100g減らすなどして
太りすぎないよう気をつけたいですね。
さつま芋の特徴を知って、いつものお料理をより美味しく美しく作れると良いですね。
(2012年10月30日)