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【2025年8月】栄養課だより

夏バテにならないために・・!

*夏バテとは具体的な症状は?

高温多湿の夏に体が対応できなくなり、体がだるい、食欲がない、体が熱っぽい、頭痛がする、めまいや立ちくらみがする、やる気が出ない、疲労がとれないなど様々な症状です。
 

*夏バテの原因

≪ 屋内外の温度差による自律神経の乱れ ≫

温度差の大きい屋外と屋内を行き来することにより、自律神経の活力やバランスが崩れてしまうこと、また、長時間、冷房の効き過ぎた部屋にいても自律神経がうまく働かなくなり、夏バテが起こると言われています。
 

≪ 高温多湿による発汗や脱水の影響 ≫

汗の蒸発が不十分となり体温調節がうまくいかなくなることがあります。また、水分と同時に、塩分やミネラルも体から外に出てしまうため、水の補給のみでは元に戻れない状態になります。
 

≪ 睡眠不足 ≫

寝苦しい夜が続くことで寝つきが悪くなることや睡眠が浅くなることで睡眠不足が起こり、疲労を回復することができず、疲れが溜まり夏バテになってしまいます。
 

≪ 冷たいものの摂り過ぎ ≫

胃腸が弱っているところに、冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎると、お腹が冷え過ぎて胃腸の働きがさらに低下し、下痢を起こしたり食欲が減ったりすることにより栄養不足を招き、それが夏バテを増進させるという悪循環に陥ります。

*対策できる生活習慣

・運動習慣・・夏は体力が落ちやすいため、ストレッチや筋トレ・軽い散歩からでも始めることが大切です。
・水分補給・・特に朝に水分補給しておくことで、熱中症対策にも繋がります。
・バランスの良い食事・・疲れにくい体づくりには食事がとても大切です。詳細は次に!
・室内の適切な温度管理・・室内外の寒暖差は自立神経の乱れに繋がるため、体が冷えすぎないよう温度調整が大切です。
・十分な睡眠・・自立神経を整えること,疲労回復に効果があります。

夏バテ対策におすすめの食べ物

* ビタミンB1

糖質を体内でエネルギーに変えるために不可欠であり、疲労や体のだるさ・食欲不振の予防にも役立ちます。
例:豚肉,うなぎ,玄米,胡麻など

* たんぱく質

食事から補給するタンパク質が足りないと、筋肉を分解してタンパク質を取り出すため、不足すると疲労や体力低下をもたらし、夏バテの原因に繋がります。
例:肉類,魚介類,卵,大豆製品,乳製品など

* ビタミンC

細胞の酸化を防ぐ働きや、コラーゲン合成に関わることで筋肉や血管を丈夫にする働き,またストレスに対抗するホルモンの合成を促す働きもあります。
例:キウイ,レモン,パプリカ,ブロッコリーなど

献 立 紹 介

毎年大好評のちらし寿司!
今年も無事に提供することが出来ました☻
 

Menu(7/ 7)

* ちらし寿司
* 春菊のお浸し
* 柚子のすまし汁