普段の業務の中で、果物はどれくらい食べていいのか、何を食べたら体にいいのか、など、様々な質問をいただきます。今月は、簡単にですが、食べるおすすめの時間や適正量、含まれる成分など紹介させていただきます。
糖尿病や腎臓病など、現在治療を受けている方は、かかりつけの医師や管理栄養士の指示に従ってください。
果物の適量とは?
第5次国民健康づくり対策である“健康日本21(第三次)”では、1日200gの果物を摂取することを目標とされています。果物を習慣的に摂る方にとっては、200gは少なく感じるかもしれませんが、そうでない方にとっては、200gという量は多く驚きを感じるかもしれません。まずは、無理せず、少量でも摂れる量から、習慣をつけていくことから始めましょう。
具体的に200gがどれくらいの量か、目安量は後ほど紹介します。
果物を摂るベストなタイミング
果物に含まれる“果糖”は吸収が早く、すぐエネルギーに変えることができるので、1日の中では活動量の多い朝~日中に摂るのがおすすめです。
逆に、活動量の少ない夜の時間帯は、糖分が中性脂肪に変わりやすくなるため、注意が必要です。
果物を摂ると良い理由
ビタミンCやカリウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれており、様々な効果をもたらします。また、近年の研究では果物の摂取が生活習慣病の予防にも役立つことが示されています。
ビタミンC:粘膜や皮膚、血管の健康維持を助ける栄養素です。また、抗酸化作用があり、免疫機能のサポートや、肌や体のトラブルを抑えたり改善したりする働きがあります。
カリウム:摂りすぎた塩分の排泄を促し、血圧の安定やむくみ対策に役立つとされています。
食物繊維:便秘を予防・改善するだけでなく、血糖値の急激な上昇を抑えたり、体内の余分なコレステロールの吸収を抑えたり、様々な効果があります。
旬の果物を選ぶことで、より栄養価も高く、よりおいしく果物を摂取できます。ぜひ、季節ごとに様々な果物を摂取してみてください。